ホテルの星数をどこまで信じますか?

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みなさんはご自身でホテルを選ぶ時、何を基準に選びますか?
「口コミ」や「名前(ホテルチェーン)」などいろいろあると思いますが、その中に「星数」もあるんじゃないでしょうか?でも、その「星数」って世界共通の格付けではないことをご存知ですか?
ホテル選びに失敗しないために、「ホテルの格付け」や「星数」について正しく理解しましょうexclamation

「格付け」は世界共通じゃない

今やほとんどのホテル予約サイトには表示されている各ホテルの『星数』。これは、ホテルの「格付け」として目安になるものですよね。この星数の基準は世界共通のものだと考えている人も多いんじゃないでしょうか?
しか~し、現実は違うのです

【ホテルの格付け】については、明確に設定している国とない国があるうえに、世界的な統一基準なんて実は存在しないのです。よく知られている国ごとの基準としては、アメリカ自動車協会(AAA)によるダイヤモンドの数(アメリカ)、ロンドン観光庁によるクラウン数(イギリス)、フランス政府観光庁によるHマークに星の数(フランス)などといったものがあります。でも、これは各国によって判定基準はバラバラ。だって、文化や価値観などの「お国事情」はそれぞれ異なるでしょ?だから、「アメリカでは3ダイヤモンドクラスが、イギリスでは5クラウン」な~んて摩訶不思議な現象が起きることだってあるんですふらふら

また一般的な格付けは、基本的にハード面(施設や設備など)が基準となり、ソフト(サービス)面は含まれていません。これもホテルの格付けをチェックする時には大切なポイント目なので、覚えておいてくださいね。
また、通常のシティホテルとは異なる独自のコンセプトを持つホテル(シャトーホテルやマナーハウス、ブティックホテルなど)を、通常のホテルと同じ基準で判断することは無理です。
なので、豪華なホテルであってもそれに見合う格付けがされない場合だって少なくないのです。

ここまで読んでいただくと、『ホテルの格付けは世界共通じゃない』ということがわかっていただけたと思います。「ホテル格付けとは地域や国、ホテルタイプなど独自の文化的基準によるグループ分け」というざっくりとした考え方に留めておくのがよいと思います。ホテルの格付けは世界共通じゃないので、きちんとしたオリジナルコンセプトのあるホテルにとっては、格付けなんて不要という場合もあるんです。
チェーンホテルによっては、名前でランクを表すものもあって、こんな場合は「ホテル名=ブランド」です。それぞれのホテルチェーンが世界中で一定基準を持っていて、厳しい内規によって常にハード、サービス両面で一定のレベルが保たれるような管理体制を設けているんです。
また「ルレ・エ・シャトー(RELAIS & CHATEAUX)」や「ザ・リーディング・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(THE LEADING OF HOTELS OF THE WORLD)」などはホテルチェーンではありませんが、それぞれ独自の高い判断基準を設けていて、それを満たすホテルだけをグルーピングしているんです。

ルレ・エ・シャトー(RELAIS & CHATEAUX)

ザ・リーディング・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(THE LEADING OF HOTELS OF THE WORLD)

「星数」は絶対的なものじゃない

格付けだけを目安にするホテル選びは安心じゃない!ということはおわかりいただけましたよね?つまり、星の数はあくまでもホテル選びの参考のひとつと考えて、最終的には「自分自身の主観で判断する」ことが必要になるのですひらめき

星数は絶対的なものではないのですが、その中でも『4つ星クラス以上』が無難なホテルと一般的には言われています。
4つ星または5つ星クラスの大中規模チェーンホテルは、サービス面についてすべてがきっちりマニュアル化されているので、無難な場合が多いんですが、逆に言えば規模が大きいのでリスキーな面もあります。3つ星クラスは中間層なので、ここに格付けされるホテル数はとても多く、当たりはずれが一番多いカテゴリーと言えます。でも、チェーンホテルに属していなくて、デザイン系やブティックホテルなど、個性的なホテルもたくさんあるんですよ指でOK

最後に頼れるのは自分自身

洋服や食べ物の好みが人それぞれで異なるように、ホテルの好みだってその人によって違うものなんです。それに、滞在目的や予算などによっても、選び方は変わってきますよね。たとえばビジネスで街中に宿泊する場合とビーチサイドでのんびりリゾートライフを楽しむ場合では、ホテル選びの判断基準は全然違うでしょ?

つまり、最後は自分自身でホテルを選ぶことが大切なんです。私が宿泊して大満足のホテルだって、アナタが宿泊してみたら「こんな程度なの??」って感じることだってあり得ますもんね。

たとえホテル選びに失敗したとしても、それは次の旅行に活かされることもあるだろうし、時間が経てば笑える思い出になることもあると思います。
そしていつの日か、繰り返し宿泊したくなるような『私のホテル』が見つかれば、HAPPYですよねハートたち (複数ハート)

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